Kinucoのドタバタ育児記録

4歳と0歳の子どもを眺めて思うこと、日々の出来事、あれこれ。

いつまで着せる?お姉ちゃんのお下がり

暖かい日が増えて、春めいてきた今日この頃。

気がつくと、長男のツーウェイオールがすっかりつんつるてんになっていた。

新生児用とはいえ、50〜60サイズという幅のあるものを着せていたのであまり気にしていなかったのだが、彼の身長はとっくに60センチを超えていたのだ。

衣替えも兼ねて、そろそろ70サイズのロンパースにしよう、買いに行こうと思った矢先、はっと思い出した。

 

ロンパースなら、長女のお下がりが山ほどとってあることを。

 

長女は我が家の初の赤ちゃんで、私の実家側では初孫・初姪。

夫の実家にとっても近居の孫は長女だけだった。

そのおかげか、ありがたいことに、シーズンごとの洋服を浴びるようにプレゼントしてもらった。

西松屋などの気軽なものから、デパートで買った高級なものまで、次々と貰い、更には親戚から新品同様のお下がりもわんさかやってきた。

 

ところが長女の身体は1つだけだし、ロンパースを着る頃はあまり服を汚さない赤ちゃんになっていた。(新生児の頃は吐き戻しが多かったのだが)

 

そのため、せっかく貰ったのに数回しか袖を通さずにサイズアウトしたり、季節が過ぎたりしたものがほとんど。

タグを切っていないものもあったはず。

 

早速、実家に行って押し入れの中を探してみると。。。

あった、あった。

70サイズの服を詰めた箱。

ポテトチップスの空き箱いっぱいに詰まったロンパースやら、カーディガンやら。

長女と長男は生まれ月が一月しか違わないので、服の季節とサイズが同じなのだ。

 

試しに着せてみるとサイズはぴったり。

生地も春物らしい厚すぎず薄すぎずのちょうどいい質感だ。

 

しかし。。。

試着中の長男を見て、長女が一言。

「うわぁ💕可愛い!長男、女の子みたーい」

。。。。ですよね。

 

長女に貰った服たちなので、もちろん女の子用。

ピンク系の色味、花柄、レースやフリルなど、これでもかと女の子らしく可愛いのだ。

生後4か月の赤ん坊なんて、服で性別を見分けているようなものである。

服が女の子なら、中身もおのずと女の子に見えてしまう。

 

新生児用のツーウェイオールは、長女の物を残しておかなかったので、何の迷いもなく長男用に男の子服を新調した。

しかし、70サイズ以降の服は、ロンパースだけでなく、かなりたくさん取って置いてある。

もったいない。

どうせ、1歳過ぎるくらいまで、いや2歳近くまでは服の好みなど主張しないだろう。

女の子用だってかまいはしない、、、か?

いやでも、写真に残るぞ。将来、長男が大きくなった時に

「僕は親の節約のためにお姉ちゃんのお下がりを着せられて、赤ちゃんの頃は女の子みたいな写真しかない!」

とかなんとかでショックを受けたらどうしよう…。

 

しばらく悩んだが、やはりもったいない精神が勝った。

長時間(といっても数時間)お出かけするとき用に1着、男の子用を買って、家の中と近所のお出かけは長女のお下がりで過ごすことに決めた。

 

長男は、吐き戻しはないが、よだれの多い子なので、朝とお昼頃に2度着替えをする。

おむつ替え中の噴水事故も起きるので、長女よりも1日に必要な服の枚数が多いのだ。

長女が着きらなかった服たちも、長男には存分に活躍してくれそうだ。

 

また、可愛い服を着た長男に、長女が思いのほか喜び、着替えの服を選んでくれるようになった。リアル着せ替え人形。

それに、正直なところ、私も女の子用の可愛い服を見るとちょっとテンションが上がる。

男の子用が可愛くないわけではないのだが、そこは私もかつての乙女として、レースやリボンにときめくのである。

 

 

異性のきょうだいの場合、いつまで上の子のお下がりを着せるのか。

少なからず悩みどころだ。

もちろん、全部新品を揃えてやりたい親心はあるのだが、親心と財布事情が一致するとは限らない。

まあ、まだ赤ちゃんだし、見た目可愛いしいいかなと大雑把な母は思っている。

 

 

 

一張羅の男の子用を買いに行くのに、長男は女の子の格好で行くのか。。。。!