Kinucoのドタバタ育児記録

4歳と0歳の子どもを眺めて思うこと、日々の出来事、あれこれ。

紙か布かそれが問題だ〜おむつあれこれ〜

先日、久しぶりに会った友人から、長男の出産祝いを貰った。

名入りのタオルや靴下、にぎにぎの付いた素敵なおむつケーキ。

。。。かと思いきや、友人はにやりと笑って、

「おむつケーキじゃないよ。おしりふきケーキ。Kinuco のトコ、布おむつでしょ?」

と。

彼女はとても器用でセンスのいい人なので、おしりふきをおむつケーキ風に自分でラッピングしてくれたのだ。

 

布おむつを使っている、と言うと大概

「えらいね〜」とか「大変じゃない?」とか言われる。

一度なんて

「オーガニックとか環境問題とかこだわってるんですか?」

と聞かれて、面食らった。

 

とんでもない。

確かに布おむつも使うが、夜や長時間のお出かけは紙おむつも使っている。

そもそも、布おむつを使うことになったのも、やむを得ない事情があったのだ。

 

長女が生まれる前、私も夫もおむつは紙一択と思っていた。

出産した病院では布おむつだったが、家には1ヶ月分以上の紙おむつを買って備えてあった。

ところが、長女のお尻には、私たちの想像をはるかに超える高性能おしっこセンサーが搭載されていたのだ。

 

よく、CMで見かける「おしっこをしてもすぐにサラサラ」が売りの紙おむつを選んだのに、1度でもおしっこをすると、長女は

「出たよー替えてくれー」

 とばかりに泣くのである。

 

新生児の頃のおしっこ回数は1日20回近かったため、退院から1週間しないうちにジャンボパックの新生児用紙おむつが1パック消えた。

そして、我が家のゴミ箱は使用済みおむつに占拠された。

ストックしてあった紙おむつが、1ヶ月しないうちに底をついたとき、私と夫は気づいた。

「このままでは、とんでもないおむつ代と、使用済みおむつの置き場(&臭い)に悩まされる日々を送ることになる。。。!」

と。

 

途方にくれる新米親を救ったのは、ベテラン親の実母だった。

「布おむつも併用したらいいのよ。大丈夫。そんなにめんどくさくない方法があるから」

と、早速近所の西松屋で布おむつとカバーと蓋つきバケツを調達してきてくれた。

 

 

元々、病院で布おむつだったので、使うのは割とすんなりだった。

後始末も、慣れるとそんなに苦ではない。

蓋つきバケツに洗剤水を張っておいて、おしっこだけならそこに放り込んでおく。

うんちは若干厄介だが、ソフライナー(使い捨ておむつライナー。不織布のような紙)を敷いておけば、うんちは袋にとって捨てて、おむつはお風呂場でさっと洗ってバケツに放り込んでおける。

夜にまとめて予洗いし、洗濯機にかければ、黄ばみも滅多に残らない。

 

もちろん、紙おむつの便利さには敵わないのだが、我が家の限りある資金とゴミ箱の容量を守るには、布おむつは心強い味方になった。

 

長男も、長女の時に揃えた布おむつ一式があるので、日中の家の中では布を使っている。

夜やお出かけ、私が疲れた時は紙おむつだが、長女のようなおしっこセンサーは搭載していないらしく、2時間くらいつけっぱなしにしてもなんの文句も言わない。

 

じゃあ、紙おむつ一択でもいいかなあと思うのだが、紙おむつ1枚11〜12円と思うと、私の中の貧乏性がムクムクと頭をもたげ、布おむつを手に取ってしまうのである。(布おむつだとご褒美貯金も貯まる)

 

ちなみに、布おむつだとおむつ離れが早いかと聞かれることもあるが、長女に関して言えば、2歳3カ月頃まで家ではおむつだったから、「その子によります」としか言いようがない。