Kinucoのドタバタ育児記録

4歳と0歳の子どもを眺めて思うこと、日々の出来事、あれこれ。

「自分にご褒美」は大切です

「自分にご褒美」

正直に言おう。私はこのフレーズがあまり好きではなかった。

 

我が家は、夫婦別財布の家計だ。

生活費は大まかな項目ごとに分担、育児費用は完全折半で出し合って、残りは各自が自由に使う。

といっても、私も夫も根が小心者なので、何かあったときのために貯金には余念がない。

欲しいなあとか良いなあと思うものはあるけれど、下手に買うと物が増えて狭い家が余計に狭くなるので、お互い買い物には慎重にならざるを得ないのが現実である。

 

でも、社会人として働いているので、自由になるお金は多少はあるし、「ご褒美」なんてかこつけなくても欲しいものは普通に買えば良いじゃない。

そう思っていた。

 

「ご褒美」への考え方が変わったのは、長女を産んでから。

育休中、特に0歳児の間は毎日が単調だった。

そして収入(正しくは育児手当)は減って、金銭的にもなんだか不安になる。欲しいものがあっても買うのは躊躇してしまうし、第一買いに行く自由がない。

 

なんとなくブルーな毎日の中で、ふと思いついたのが「長女のお世話をがんばったら、貯金しよう」

貯金といっても、貯金箱に小銭をチャリーンと入れるアレ。

頂き物の飴が入っていた可愛い缶に、がんばった!と思ったら小銭を入れることにした。

授乳を1回したら10円。オムツ替え1回10円、お風呂10円。。。などなど。

 

すんごく些細ながんばりと金額だったけれど、1週間で600〜800円くらいになった。

そのお金で、週末にコンビニデザートを買ったり、本を買ったりしてみたのだ。

 

すると、あら不思議。

出どころは私の財布に変わりないのに、なんだかちょっと嬉しい。

「ご褒美」って、「よくやったね」と認められた時にもらえるものだが、それを自分で自分に施しても結構嬉しくなるものなのだ。

まさに、自分で自分を褒めたい、というやつ。

 

自分にご褒美作戦は、長女が1歳半で職場復帰した時まで続けていた。

 

そしてこの度長男が生まれ、またご褒美作戦を実施中である。

今回は、布オムツを使ったら10円(我が子たちは、紙オムと布オムのハイブリット)、踏み台昇降を10分したら10円をジャムの空き瓶に貯めている。

長女の時ほど金額はいかない。1週間500円くらいだ。

 

でも、貯めたお金で買うデザートは、やっぱり嬉しさちょい増し。

週末に何を食べようかなあと、にまにましながら、長男のオムツを替えるのである。

 

 

だから痩せないんだよなあ。。。