Kinucoのドタバタ育児記録

4歳と0歳の子どもを眺めて思うこと、日々の出来事、あれこれ。

乙女な長女のファッション事情

朝から長女がぷりぷりと怒りながら台所へ来た。

曰く、

「着替えようと思ったのに、お気に入りのがでてないんだようっ」

とのこと。

 

子供、特に女の子を育てているとよく耳にする、「お気に入りの服しか着ない」というお悩み。

我が家も例外ではなく、3歳過ぎたあたりから、「自分で選びたい」「気に入っている組み合わせで着たい」と言うようになってきた。

 

長女の好みは、乙女路線ど真ん中といった感じ。

レース、リボン、フリルが大好物。

好みの色は、ピンクとラベンダーを中心としたパステルカラー。

ズボンよりもスカートやワンピース、裾は長め、クルッと回るとスカートがふんわり広がるのが至上の喜びのようだ。

 

まあ、私も元乙女として長女の好みはよくわかる。

私も子供の頃はそういう服に憧れた。残念ながらコロコロと堅太り体型だったので、全く似合わなくて早々に諦めたけれど。

 

長女は、筋肉質だが細身の体型なので、フリフリした感じの服もわりと似合う。。。と親バカながら思っている。

なので、長女好みのワンピースやスカートやTシャツを選ぶのは、私も楽しい。

自分の服を買うより楽しいかもしれない。

 

しかし。

 

長女好みの服たちは、保育園にはぜっっっったいに着ていけない。

だって、山道を走れないし。

木にひっかけたら破れるし。

泥遊びをしたら、パステルカラーはみんな泥色だし。

それに、ちょっとだけ高価な服もあるし。

 

つまりワイルド保育園には、全く向かない服なのである。

 

保育園用の服の条件は、

1、丈夫でシンプルな作りであること。

2、汚れが目立たない濃い色であること。

3、ダメになっても惜しくないお値段であること。

長女の好みとは真逆。

長女の気に入っている服はもっぱら休日専用なのである。

 

それでも、最近では長女も大人になったのか、保育園に行く日と休みの日とで服を着分けることを嫌がらなくなった。

そして、保育園用の中にも、一応お気に入りを見出している様子。

濃いピンクのうさぎ柄Tシャツと、ショッキングピンクのハーフパンツはNo.1の組み合わせらしい。(全身ピンクで某林家さんを彷彿とさせるが。。。)

 

そして、もう一つ保育園用でも好みを出せるのが、パンツだ。

基本的にパステルカラーで、フリルやレースが付いていても邪魔にならない。

お値段もそれほど高価ではないので、泥水に浸かっても惜しくない。

 

毎日元気に保育園でがんばっている長女なので、パンツくらいは好きなものをと思い、ガーリーなものを揃えている。

長女も、好きなパンツをはくとテンションが上がるようだ。

 

 

朝のお怒りの原因も、実はパンツだった。

今朝は長男がおグズだったため、夫に長女の着替えを用意してくれるよう頼んだのだが、夫は長女の服の組み合わせが、パンツまで含んでいることを知らなかったのだ。

Tシャツとズボンはお気に入りの組み合わせを出したのだが、パンツは適当に出したらしい。(ちなみに長女は寝るときはおやすみマンです、はい。。。)

ごめん、ごめんと謝りながら、長女に彼女の好みのパンツについてレクチャーを受けていた。

 

 

さて、夕方。

保育園へ長女を迎えに行ってビックリ。

長女とその他数名が、頭にパンツをかぶって遊んでいるではないか。

パンツ一丁で遊んでいても驚かないが、かぶっているのは新手だ。

ぎょっとしている私に向かって、曰く、

「だって、可愛いパンツなんだもん。1番よく見えるところにはきたいんだもん」

 

。。。。。うーん、これも乙女心なのだろうか。