Kinucoのドタバタ育児記録

4歳と0歳の子どもを眺めて思うこと、日々の出来事、あれこれ。

朝食はフランス風で

いと煩わしきもの

子どもの箸の進まぬ朝食作り

 

朝ごはんの準備。

料理は嫌いではないのだが、めんどくさいなあと思ってしまう料理である。

 

私も夫も朝は食べるより寝たい派。

長女が生まれるまでは、出勤に間に合うギリギリまで寝ていた。

 

しかし、長女が離乳食→保育園入園と大きくなるにつれ、のんびり寝ている場合ではなくなった。

大人はさておき、子供にはきちんと朝ごはんを食べさせねば!

というのは夫婦共通の認識なので、朝から卵を焼いたり、汁物を用意したり。

1人で食べさせるのは可哀相かと、夫も食べるようになったり。

まあ、子供という生き物は、だらけた大人の生活を規則正しくする存在ですな。

 

これで、長女が朝ごはんをもりもり食べる子だったら良かったのだが。

 

残念ながら長女、朝はあまり食べない。

1日を通して食細めだが、朝は輪をかけて進まない。

起きて(長女は早起きで毎日5時半起床。大人もそれに合わせて起きて朝家事)、1時間くらい経ってから食べさせるのだが、亀のようなノロノロ食べ。

挙句、ほとんど箸をつけずに

「もうお腹いっぱーい」

ときた日には、朝からイラっときて、私vs長女のケンカが勃発しそうになる。

長男が明け方にぐずった朝なんて、もう!

 

そんな時に、ネットでフランスの朝ごはん事情についての記事を読んだ。

なんでも、フランスでは平日の朝ごはんはパンとコーヒーくらいで簡単に済ませるのだそう。

準備も洗い物もほとんどなしだというのだ。

 

これだ。

ほとほと朝ごはんの準備に嫌気がさしていた私は、思い切って我が家にもフランス風を取り入れることにした。

 

主食はトーストかおにぎり(前日夜の残りご飯にふりかけ)。

牛乳か麦茶。大人はコーヒー。

以上がベースで、余裕があれば次のようなものも出す。

・ゆで卵、ゆで野菜(前日夜に茹でものをした時ついでに作っておく)

ミニトマト(長女大好き。洗ってボウルごと出す)

・ヨーグルト(プレーンかハチミツをかけて。コップに入れる)

・チーズ(キャンディチーズやロッピータイプのもの)

・果物(今だとメロン、スイカ、プラム、ブルーベリー)

基本的に冷蔵庫から出してすぐに食べられる物ばかり。

食べなくてもラップして冷蔵庫に戻せばいいし、煮炊きしないので食器も最小限で済む。

 

果物はちょっとめんどくさいかと思ったが、スイカやメロンは夜に切ってタッパーに入れておけば、朝は好きな分を取るだけ(2〜3日食べます。ウチでは)

あとは、洗って食べられる果物を選べばもっとラクだ。

 

寒くなってきたら、インスタントのスープや味噌汁を追加しても良いかもしれない。

 

フランス風に変えたら、朝ごはんのストレスがグッと減った。

用意らしい用意をしない分、残されてもイライラしない。

後片付けもあっという間。

こちらが穏やかにいられるからか、長女の食べる量も心なしか増えた気がする。

 

ありがとう!フランス🇫🇷

 

栄養バランスが気にならないではないが、昼ごはんと夕ごはんで帳尻が合うだろう、といつもながら大雑把な母である。

 

もりもり食べるようになってくれたら、朝でも喜んでおかずに汁物に作るのになあ、と若干寂しくもあるのだが、成長すれば朝からがっつり食べるようになるかもしれないし、と将来に期待である。

 

 

さて、フランスの朝食は休日になると、ゆったり時間をかけてちょっと豪華に作るのだとか。

 

我が家も休日は、パンと卵料理と野菜スープといった、普通の朝食を用意する。

すると長女はほぼ毎週末

「お休みの日は朝ごはんがごちそうだね」

とにっこり(だからといってたくさん食べるわけではない)。

 

平日もあなたの言うところの

「ごちそう朝ごはん」

を食べた方が良いんだよーと、いつ教えるべきか。

悩ましい。