Kinucoのドタバタ育児記録

4歳と0歳の子どもを眺めて思うこと、日々の出来事、あれこれ。

オクトナク

少し前に、受験の合格祈願グッズとしてタコの置物の生産がピークという新聞記事を読んだ。

タコ=オクトパス=置くと(試験を)パス

というシャレから来ているとか。そういうの、結構好きです。

 

タコがオクトパスなら、我が家の長男はさしずめ「オクトナク」か。

もうすぐ生後3カ月になるのだが、昼間はほとんど抱っこしている。

立派なベビーラックを親戚から譲ってもらったが、そこに寝ていた時間はこの約3カ月で10時間無いくらいじゃないかと思う。

生まれてすぐにNICUに入っていた頃には、毎日保育器で寝ていたのに、退院した途端、布団もラックもオール拒否。

とっっても機嫌が良さそうな時に5分くらいなら寝転んでいるが、ひどい時は「ちょっと置こうかな」とこっちが思っただけで、「ふぇっ…」と泣きが入る。

 

昼間もそれなりに眠る子だが、それも全て抱っこ。

部屋を暗くしたり、毛布で包んだり、布団を温めたり、色々したが全敗。

知り合いのママさんの子は、布団に置いておくと勝手に眠るうえに、眠くなると布団に下ろしてくれと泣くそうだ。

。。。遠い異国の話だろうか。

仕方がないから、昼間は長男が寝たら抱っこしたまま私も座椅子で寝たりネットをしたり。(そう、今もです)

 

悲惨なのは夕方。洗濯物の片付けや夕ご飯の支度をするには、置かざるを得ない。

夫と長女が帰ってくるまで、この世の不幸を全て背負ったような泣き声をBGMに家事をするのが日常だ。

 

新米ママだったら気が滅入るだろうなあと思いつつ、幸いにも長男は2人目。しかも、長女もオクトナク族だったから、もう慣れっこだ。

「ごめんね〜」と言いながら、やる事をやる。母は強し。

 

慣れたとはいえ、泣かれて嬉しいわけではない。

だから、泣き声を聞きながらこんな妄想をする。

 

はい、こちらは縁起者の「オクトナク」です。可愛い赤ちゃんですねー。

このオクトナクは、お布団でもベビーラックでもどこでも置いていただけますよ。

置くとすぐに泣き出します。泣いたら抱っこしてあやしてくださいね。

すると、あーら不思議、オクトナクが笑い出します。つられてきっとあなたも笑顔。

ご利益バツグンのオクトナク、お値段はプライスレスです!

 

なーんてね。